エ ク ア ド ル
ヒルトンの朝食
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ボゴタからエクアドルの首都キト(標高2,800m向かいます。ボゴタ発AV7375 18:45分発(1時間25分)キト 着 20:10分 着後、ホテルへ。
さすがにヒルトンホテル(QUTO HILTON COLON)、部屋も広いアメニティも揃っているので快適です。夕食はホテルのビュッフェ品数も多いし満足です。ケーキも揃っています。それでも旅の後半を迎えて体がバテテくるころです。そろそろ夕食をとらずに部屋に直行するメンバーも増えてきました。久々の風呂にお湯を張浸かりました。翌朝食後首都キトの旧市街(世界遺産)を見学開始しました。
キトは標高2,850mの高地にあり、回りはアンデス山脈に囲まれています。そのため赤道直下にありながら15度前後の気温を保っています。
インカ帝国時代はクスコに次ぐ大きな都市だったことがわかっています。1533年スペインのピサロによって滅ぼされスペインの統治時代が続きます。
1830年独立し、1978年人類の文化遺産としてユネスコから指定されました。400年前の昔のスペイン様式が残されています。

ラ・コンパニーア教会 (Iglesia de la Compania de
Jesus)
外から見ると普通の教会ですが、中に入った途端にびっくりするような輝きに目がくらみます。豪華絢爛金ぴかな教会で、祭壇から柱まで黄金で覆われています。
それもそのはず全部で7トンの金が使われています。
またこの教会はほとんどが寄付で賄われたため1605年に着工し完成したのが163年後の1768年と言われているのには再度の驚きでした。
内部は写真撮影が出来ませんので思わず絵はがきを買ってしまいました。

独立記念広場 (Plaza de la Independencia)
旧市街の中心にある広場。エクアドルがグラン・コロンビアからはなれ1980年5月13日に独立した。しかし、このキトでイベロが独立を宣言した1809年8月10日を独立記念日と決めています。1993年11月11日に常陸宮様がここに訪問しています。
大統領官邸 (Palacio Presidencial/17世紀に建設)
フランスのカロンデレットが建てたことから、"カロンデレット・パレスとも言われています。1993年警備強化のため改築が行われました。独立広場の西側に位置し、衛兵たちが厳格な顔つきで警護しています。
丁度衛兵の交替風景が見られました。また、なにかのセレモニィの練習らしく槍をもって練習していました。
ラ・カテドラル (大聖堂 La Catedral)
独立広場の南に隣接しており、美しいドームと広場につきだす扇形状の階段を持つ"カロンデレット・アーチ"で知られています。内部の大祭壇の後には、天才的彫刻家カスピカラの代表作"ラ・サバナ・ サンタ"があります。
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独立広場の中央にマリア像 |
大聖堂 カテドラル |
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カテドラルのテラス |
大統領官邸に多くの兵隊が |
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兵隊さんが槍を持って行進 |
綺麗な花が咲いていました。 |

サン・フランシスコ修道院 (Convento de San Francisco)
中南米最古の修道院、現在は2.5ヘクタールの広さを誇る壮大なもの、博物館が隣接され1535年着工し1605年に完成した。17世紀のスペイン様式が見られる。階段の各段が湾曲しているのが特徴、彫刻はインドの影響をうけ、多色彩色と金属をふんだんに装飾に使うという特徴のが見られます。
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サン・フランシスコ教会の正面、右端にカフェがあります。 |
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サフランス教会広場からパネシージョの丘
羽のあるマリア像が見えます。 |
教会広場の売店&カフェテラス
コカ茶がサービスで出てきます。
ここで「マナパハット」を個2購入
チョコレートもでかくてすごい厚さ、
コーヒーも安くて美味しいです。 |

どうもあちらこちらでパナマ帽子を売っていますが値段がまちまちでよく分かりません。
しかしながら、日本では高価なものですので買いたくなります。
もともとはここエクアドルが原産地ですが、アメリカのルーズベルトがパナマ運河視察のときに被り一躍有名になり「パナマハット」として世界に知れ渡りました。
現地の帽子案内書には、チャーチルやフルシチョフ等歴史的有名人が被った写真が多くあり、購買欲を誘っています。
(La loma
del Panecillo)
ホテルの窓からも見ることが出来た大きな聖母像がこの丘に立っています。高さ43mもあり、丘の高さが180mありますので、旧市街からも望むことが出来ます。聖母像は、サン・フランシスコ寺院博物館にある「キトの聖母」の拡大コピーで、スペインで製作されこの地で組み上げたものです。1955年に立ち上がりました。ここからの眺めは360度見ることが出来ます。子供たちは遠足でしょうか、にぎやかに走り回っています。雨も小降りで助かります。
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羽の生えたマリア像高さ43m |
子供たちがハイキング |

キトの北20kmにある赤道(エクアドルは赤道の意味)が通るサン・アントニオ村にある「赤道記念館」と「赤道博物館」
赤道記念館 |
赤道博物館 |
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間違っていた赤道
12前にアメリカのGPSで測ったら
50mほどずれていたそうです。 |
70年前の測定ではあちらだったが
こちらが本物の赤道だそうです。 |
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赤道と言えば定番のト
リックを見せてくれます。
まずは水が落ちる時の
渦巻きが北と南側では
右廻りと左廻りに別れ
るというもの。
赤道上ではストレートに
水が落ちるというもの。
次は釘の頭に卵が立
つというものなかなか
のトリックパフォーマン
スが・・・。
まあお楽しみのもので
した。
偽の赤道上ではどうだっ
たのでしょうか?? |
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水渦のマフォーマンス |
卵が釘上に立つ? |
子供たちが大騒ぎ |
昼食はrestaurant「EL CRATER」 丘の上瀟洒な店で味もGOOD!
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店構え |
ポテトのスープ |
ポーク&バナナ |
チーズケーキ |
11月の第3土曜日はキトからキンチェという聖なる場所まで60kmを歩きとおす巡礼があり、
その日に遭遇しました。善男善女がパンアメリカンハイウェイを歩いていきます。 |
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11月2日の「死者の日」のお祭りの時に、お墓に供されたり食べたりするものです。
伝統あるマサパンの作り方を伝承している農家を訪ねます。パンを焼いてもらい人形の顔や洋服を食紅を使った甘い練り状態のもので書き入れていきます。作者の性格が出て面白い作品ができました。
庭では住んでいる子供たちがどろんこになって遊んでいました。
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旧農家の室内 |
子供たちはどろんこになって遊んでいます。 |
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マサパンで人形作り |
完成品とオーナー |
オタバロの町は、キトから北へ80km、純血のアンデス原住民であるオタバロ族が住む、人口5万人の町です。
先住民たちが集う土曜市へ行きました。多くのテントが張られ、商売が繰り広げられています。日用品から食料まで雑多な商品が並んでいます。人々がごった返していてすごい迫力、なかなか商売熱心のようで、あちらこちらで値段交渉がはじまっています。MIはシルバー?の指輪をゲット、しばらく行くと帽子がたくさんあって思わず一つ買うことにしました。豚の丸焼きや豊富な野菜類も売っています。楽しい市場でした。
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帽子をゲット10$ |
指輪をゲット |
豚の丸焼き、これはチョット |
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ユカイモ&ブロコリー |
豊富な野菜類 |
オタバロ風お団子 |
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豆の種類が豊富 |
なんでもあります |
わからない野菜類 |

スーパーで
買ったもの
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革製品の町として知られるコタカチへ行きました。町の2ブロックのすべてが皮製品の店です。
世界中のバイヤーが来て取引をして行くそうです。
とにかく製品がしっかりしていて馬鹿安なので欲しいものが一杯だそうです。
時間もなかったのですがメンバーの殆どが大きな袋を抱えてバスに戻ってきました。
MIも革のチョッキがお目当てだったので買う店に顔をだすなり「チャンチャコ!(現地ではチョッキのことをチャレーコChalecoと言うらしい)」と聞いてはデザインと質と値段を比べながら、ついにお気に入りをゲットしました。
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スーパーで買い物
やっぱり土産物はここが安い |
革製品の町コタカチ |
革の「チャンチャコ」をゲット
チョッキの事です。 |
英雄ボリバルも過ごしたことがある「HACIENDA」ホテルのレストランで昼食、
アンデス楽団が民謡たっぷりのお出迎えです。メニューはポテトのスープ、
アボガド&チーズ、鱒のグリル、デザートはチョコレートケーキとたっぷりです。
サービススタッフも現地の子でキュートでした。 |
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深夜、空路、アトランタで乗り継ぎ、思い出をいっぱい抱えて帰国の途へ。
この季節でも高所は本当に寒くて驚きました。真冬の恰好が必要でした。治安も意外と安全で人々も大変フレンドリーで楽しい旅ができました。おかげさまでついに100カ国の地を踏むことができました。
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