ベネズエラ


パナマ・シティのクラウン・プラザ・ホテルで朝食後、空路、ベネズエラの首都カラカスCaracasへ向かいます。
カラカスのシモン・ボリバル空港へ着後、郊外のホテルへ向かいます。
ちらほらチャベス大統領の写真が見えます。アメリカから独自の政策を勝取ったベネズゼラでは英雄です。

カラカス市内は未だ危険なので空港から1時間ほど北にあるリゾート地のホテルに向かいます。
最初に入った部屋はカギが壊れていてキャンセル、二度目の部屋はエアコン故障で湿気がすごくキャンセル、3回目にしてやっと普通の部屋に収まりました。

夕食はシーフード海老・烏賊・タコの入ったグリル、美味しいこと・・・・。
この国は美人が多いので有名です。ミスユニバースコンテストでも過去には5人が優勝しているとか、色々な民族が混ざり合いこのようになったのでしょうか??
独立運動の覇者ボリバルは英雄、両親がスペイン人ですが二世にはなにかと差別があり独立に走ったそうです。


翌朝いよいよメーンイベントのエンゼルフォール行きです。ここカラカスからカナイマへは途中でセスナ機に乗り換えるので、大きなスーツケースは持ち込めないため、34日分の荷物をお手荷物として準備して行きます。
朝3時に起きてカナイマへ向かいます。カラカス発07:20 R7―740 (1時間)08:20着 プエルト・オルダス この飛行機が馬鹿寒いのには閉口しました。まるで冷凍冷蔵庫の中のようでした。それでも外人?たちはノースリーブでいますからびっくりです。皮膚構造が違うのでしょう。
プエルト・オルダスでセスナに乗り換えます。発(LA MONTANA) 1時間でカナイマ到着。
天気が良いのでそのままエンジェルフォール見学に行きます。
セスナ機は5人乗り、カナイアマへ向かいます。空は曇りぎみですが青空も見られます。1時間ほどでついに待望の滝やハプヒがついに見えてきました。そして憧れの滝エンゼルフォールが見えてきました。
世界の3大瀑布を見たあとは、世界一高い滝を見たくなりここまできたのですから感激です。
雨季の水量も豊富で迫力満点です。雲も霧もなく思わず興奮しました。セスナは岸壁スレスレに飛行して2度3度と周遊して全貌を見せてくれました。そして、大満足のうちにカイナマに到着しました。

1936年金鉱山を探しながら飛行機を飛ばしていたアメリカ人の探検家ジミー・エンジェル
によって偶然に発見された世界最大級の落差979mの滝です。彼の名にちなんで
「エンジェル・フォール」と名づけられました。落差がありすぎて落下する水は空中で
拡散し、滝壺が出来ていません。ここはカナイマ国立公園内です。
 色々なテプイとエンジェルフォール

ホテルまではトラックのようなバスで案内してくれました。
悪い道を5分ほどで到着し、なかなか雰囲気の良いホテルロッジです。
屋根が椰子の葉で覆われていて、3年ごとに葺き替えるそうです。ウエルカムドリンクはガバジュース。
一階の各部屋にはハンモックがあつらえてあって、カナイマ湖の畔にさわやかな風が流れてきて涼しさを満喫できます。

部屋のエアコンはありますが働いていません。さっそく日本から持ちこんだ「蚊取り線香」に火をつけます。そんなに虫類はいません、蚊もそれほどいないようです。
ただ現地で呼ばれている小蝿のような「プヨプヨ」には刺されてかゆい思いをしました。

静かなレストラン 部屋の様子 庭がとっても綺麗です。


いまホテルのテラスのハンモック上でこれを書いています。
小鳥たちがさえずり、蜂鳥が朝食でしょうか、花から花へと忙しく移動しています。
湖の滝が流れ散る音が良く聞こえます。さわやか風が流れていきます。
下界の喧騒を忘れさせます。空はもう青くなりはじめています。
雲が出てきましたが、今日も天気は良さそうで楽しいジャングル体験が出来そうです。
そこで、MIがコーヒーを淹れてきました。耳には「ショパン」が流れ、ご機嫌な時が流れて行きます。
コーヒーの後は味噌汁を作り、それをすすり、目を覚まします。

そうしていると蜂鳥が来ますので、シャッターチャンスをものにするため追っかけです。
目の前に蜂鳥が飛んでいます。今がシャッターチャンスそれがこれです。
     
 TAPUY LODGE の庭  ハンモック ハチドリ 
 
ロッジの庭から、 左の小山はクロンテプイ、重なって見えるのがクサリテプイ、
中央の角ばっているのがクラバイナテプイ、右端はトポチテプイ

カナイマは2、3千人の村民が住んでいます。
この地は都会から離れていることもあって、市中に比べれば4から6割り物価が高いそうです。
また土地の性格上あまり作物はできないようで、3種類の芋類だけができるそうです。
地元高校にはホテル課があって、観光産業に役立つ勉強をしています。
 村の教会  ホテル学校  お屋敷
子供たち 家族の暮らし 洗濯小屋
 左側がアチャの滝、中央がワダイマの滝、島の右側はブロンドリーナの滝、右端がウカイマの滝

日本にいるときにはネットで世界の天気予報を毎日見て心配していましたが、雲行きは悪くなく良いシーズンに来たことを喜びました。
川を遡ります。チュルン川をすぎ、カラオ川にさしかかると、流れもだいぶん ゆるやか、しぶきをあげながら舟は快適に進みます。
マユパ島から子供が運転する(お父さんは旅行でいないそうです)トラクターに乗り換えて行きます。
空船で浅瀬と急流をさけ、島の北側で待機していて再びその舟に乗ります。


船はこんな感じで水しぶきが・ ジャングルの中 ・・・の滝

朝食後、ボートで、巨大なアウヤン・テプイが目の前に迫るオーキット島へ向かいます。

知らない花とトコカ?(蟻の家) 炭で鶏の串焼き 意外とパリッと


上下のカッパを着込んでボートにのりこみます。当然セフティジャゲットも着込みます。さて川を遡ります。
川の水は茶色くタンニンかが強いそうです。数種類の魚しか生息できないようです。
大自然に包まれたジャングルと美しいラグーンを見ることができます。
オーキット島には150種類の欄が生息しているそうですが良く分かりませんでした。

巨大なアウヤン・テプイ
標高2560m、700ku、都23区が入ってしまう。
オーキット島
へ上陸
サポートしっかりと・・

サポの滝ヘ向かい、滝の裏側を通り抜ける体験をしようと出かけましたが、残念ながら上流で雨がかなり降ったらしくごうごうと滝が流れており、近づくこともできません。翌日再挑戦しましたが、水量が半端でなくあきらめました。

サボの滝は裏側を通りぬける事が出来ます。
水着も用意しましたが、これでは無理でした
ゆりの滝、おとなしく美しい滝です。
一億五千年前の石がごろごろとありました。


テモン族の家を見学、
簡単丸太を使い釘など一切使わずに柱を器用に並べ立て、
屋根には椰子の葉を使い何年かに一度葺き替えをするそうです。
国から月額150$の保証がある
そうです。
・・・カナイマ湖の畔は子供の遊び場所であり、学校の教室でもあるのです。

ロッジでの食事はどれも美味しいものでした。
ビーフ&ライス チキン&ライス ポーク&サラダ ラオラオ(オリノコ川
で獲れた魚)

10時飛行場に到着、2機のセスナが来るのを待ちます。何時来るかわからないらしい、到着次第ボコダ行きの中継地プエルト・オルダスへ向かいます。
飛行場の待合室は売店とレストランになっているので、余った金でお土産を買っている人がいます。
ようやく2機のセスナがやってきて乗り継ぎの街までフライトです。
そして乗り継ぎ地でスプレーを没収されました。係官によっての判断がまちまちで、不便を感じるところです。

 
ガイドのミゲルと売店で このセスナで帰ります  エアーナビ

素晴らしかったエンゼル・フォールの旅も終わり、次のコロンビアに向かって新たな旅が始まります。
〈ボゴタ泊〉CASA DANN CARLTON

back next