朝食後、空路、カナイマ発 LA MONTANA で プエルト・オルダス、カラカスで乗り継ぎ、R7―743で13:00発 1時間でカラカスへ14:00着 AV081 18:40発で 2時間 20:10ボゴタ着
今度の飛行機は、きれいなものを使っていてエアコンも十分耐えられるものでした。
コロンビアの首都ボゴタへ無事到着です。 入国はことのほか厳しく、靴からベルトまではずしてチェックされます。まだまだ国内には反政府軍や麻薬利権保持者等が多く、誘拐事件が終焉していない状況にあっては当然かもしれません。
イミグレーションでは我々夫婦がいきなり別室につれていかれました。係官は笑いながらも鋭い目つきで、パスポートを拡大鏡でくまなく観察していました。
特に質問もなくその場で開放されましたが、理由は知るよしもありません。税関が済んで入国すると、到着場所は人々でごった返しており、お迎えの札が乱立していました。
迎えのバスに乗ってみると、メンバーの1人が、背中のザックのチャックが開いていて、カメラが紛失しているのがわかりました。
いつどこでの事か不明です。やはり混雑した場所は注意が必要のようでした。
着後、ホテルCASA DANN CARLTON 格式があって、快適、夕食はブッフェでおいしい。
部屋も広々として気持ち良い、しかし、相変わらずメンテナンスは悪く、シャワーの蛇口故障の修理を頼みましたが、見た目だけ修理して、機能としては復旧していませんでした。
まあ、これもお国柄と理解すれば不便なだけで仕方ないことかもしれません。スタッフはみな感じが良いです。
翌朝、ブッフェの食事も美味しくいただいて出発。しかし、行くところがあまりないのでしょう植物園へ行きます。
植物園(ボゴタ)
Parque Simon Bolivar付近の開放感溢れる植物園では、郊外にわざわざ出かけなくても、コロンビアの多様な植物体系と動物体系を見ることができます。巨大な温室では、コロンビアの多様な気候の植物を栽培しています。ここに来れば、熱帯雨林からアルプス山脈まで、変化に富んだ気候群の植物・動物体系を目前で見ることができるのです。
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植物園入り口と遠足の子供たち |
元気な子供たちに囲まれて |
なにかの植物 |
近くの植物園見学です。ここにはたくさんの地元の学校から児童が見学に来ていて、めずらしい外国人(我々)に質問攻めです。習いたての英語で、どこから来たのか、名前は・・等大盛り上がりです。小雨が降ってきて切り上げます。
 その後、岩塩の教会近くのローカルなレストラン「JICA」で昼食です。
メニューはスープにコーンが刺し込まれていて、サワークリームとケッパーをスープにいれてかき混ぜると、より美味しいスープの出来上がり。
とうもろこしがふんだんに使われるシチュー「アヒアコ( Ajiaco)」からは現地の文化の香りがします。
メーンは鱒のグリルとジャガイモ&サラダ添でした。見た目も味もGOODでした。
「岩塩教会」へ行きます。首都ボコタから50km程北にある人口1万人程度の町。町はずれに岩塩の山があり、先住民のチブチャ族は昔からこの塩を採掘し、シパキラー一帯は金や穀物との交易の場として古くから繁栄していました。17世紀よりスペイン人が本格的に採掘を開始、その跡地を利用して、教会やヴィア・ドロローサ(悲しみの道)が造られています。面積5,500u、400kmの坑道、深さ180mあります。
専属ガイドが来るのをしばらく待ってから坑道に入っていきます。
中は薄くらいですが、ライトを持っていったので問題なし、坑道は十分に整備されていて、説明も楽しく聞けます。カトリックの国なので内部は当然ながらキリストを中心とした物語が多く、イスラエル旅行を経験していたので比較的理解できました。14ステイションが続いています。中は十分整備されていてすばらしい建物になっています。
尚、中の売店では「塩」を売っていませんでした。
外の売店で売り子がアイスクリームを食べていたのが美味しそうで、一つ注文、真っ赤なアイス、これが結構怪しかったですネ。
夕食はラカレラの丘にある「CASA BRAVA」ボコタの町が一望できるレストラン、赤道直下でも外は日本の真冬の寒さでした。店内は当然火が焚かれています。
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ウエルカムドリンク
で使われた素焼きの
器、欲しいと言ったら
すぐに新しいものを
頂けました。 |
調理場とチーフ |
暖炉とサラダバー |
炭で焼いたチキン |

ボコタは1538年にヒメネス・デ・ケサダによって先住民のチゴチャ族の地に創設。当初はサンタフェ・デ・ボコタと称されていましたが、1830年にスペインより独立した際にボコタと改称されました。
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大統領官邸入り口と衛兵 |
中央官庁街は立派な建物が多い |
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ボコダの旧市街を歩きます。 |
至る所で兵隊か警察官がガード |
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カテドラル内部 |
カテドラル正面最初のもの
は1572年に建立されまし
たがその後地震で崩壊、
現在の建物は1823年
に再建されたものです。 |
サグラリオ礼拝堂
この建物だけが
1660年に建てられた
広場最古の建造物です。 |
(PLAZA DE BOLIVAR)
ボゴタにおける中心的広場で、大司教寺院、国会議事堂、最高裁判所、市庁舎など50以上の歴史的な建物に囲まれ
観光客が多いボリーバル広場を中心に町並みが綺麗に並んでいます。
やたらと軍人と警察官が多く見受けられます。それは安心して街中を歩けるということです。
多少怪しげな人はいますが恐ろしいような町ではありません。
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国会議事堂 その前で何かの集まりがあり、市民が大声でわめいていました。 |
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最高裁判所は工事中 |
広場の中央にクリスマスツリー |
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カテドラル前の風景 |
司教の館前でも集会が・・ |
街角のレストラン「CASA VIEJA」で美味しい昼食を食べる。
(CERRO MONSERRATE)
登山電車で山頂まで行きます。
ボゴタ東部の山並みの頂(標高3,152m)、1657年に建てられた白亜のカトリック寺院。
展望台からはボゴタ全域を見下ろすことが出来ます。(夜のシティービューは最高に綺麗だそうです!)
頂上へはケーブルカーを利用して登ります。山頂にはレストランや民芸品店もあります。
トイレは唯一有料でした。
イエスの14スターションが上り口から山頂に向かってブロンズで作られたものが並んでいます。
ここは地元でも随一の観光スポットとなっており日曜日には約5万人が訪れるとか! |
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ロープウェイ |
山頂のカテドラル |
教会の鐘 |
ボゴタ市内には多くの博物館や美術館があり『南米のアテネ』と呼ばれています。
その中でも代表的なものは.黄金博物館(MUSEO DEL ORO)
スペイン征服以前のコロンビア・インディオの金細工が 約3万点以上展示されている
世界的に貴重な博物館!
駆け足で約2時間、普通に見ていたら終日はかかってしまう位の展示品があります。
同博物館はボゴタで必ず訪れる観光スポット。
博物館の中にはレストランもあり、午前から午後にまたいで博物館を周りたい方には
お勧めです。伝説エル・ドラードを生み出したムイスカ人の黄金の筏は必見です。 |
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入り口のモニュメント |
宝物は金庫の中に |
有り余るほど |
なんでしょうか・・・ |
コロンビアの 「JYUN VALDEZ CAFE」
 博物館の近くにパーラーがあって、すぐに飛びつきました。コロンビアでコロンビアコーヒーを飲むのが目的の一つでしたから、淹れたてのものを注文、ウーンやっぱりコロンビアの味です。
日本国内でコーヒーの試飲会をすると大抵一番人気がコロンビアです。
酸味が少なく、コクのあるコーヒーが日本人好みのようです。
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銀行前の空き地にカフェーが・・ |
美味しいコーヒーと売店 |
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何かのカード宣伝中の女の子達 |
旧市街角の教会 |
午後、空路、ボゴタからエクアドルの首都キト(標高2,800m)へ向かいます。
AV7375 18:45発 キト着20:10 (1時間25分)
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