IRELAND6 Adere/Dinngle Peninsula/

グラダリング

朝食後、ゴールウェイ市内へ。大雨が始まりました。アーケイドに逃げ込みましたが、平気で雨の中を歩いている人もいるので驚きです。雨風には相当慣れているのでしょう。William Stの「Stephen Faller LTD」(1879年からグラダリングを作り始めた。)へ、開店前でしたが、ウエルカムだそうで、クラダーリングをゲットしまし、ディングル半島を目指します。



クラダリングは、アイルランド西部の港町ゴールウェイから世に広まったと言われ、アイルランドで最も伝統的な指輪です。「Let Love and Friendship Reign」(愛と友情に支配させよ)がそのモットーで、友情のしるしとして交換されたり、古くは結婚指輪として伝えられてきました。ハートは愛、両手は友情、王冠は忠誠を象徴すると言われます。
アイルランドでは昔も今も、クラダリングこそ、母から娘へと代々受け継がれる家宝で、王冠を戴くハートとそれを両側から抱える手という基本形は数百年間変りません。
好きな指にはめてよいのです。右手の指にハートを外に向けてはめると、それはあなたの心はまだ誰のものでもない(恋人募集中)というしるし。右手の指にハートを自分の方に向けてはめると、あなたの心をしっかり捉えた人(恋人)の存在を示すしるし。
[How to wear your Gladdagh Ring](FALLERSの説明文)
The ring worn on the right hand, crown turned inwards tells that the wearers heart is yet unoccupied,worn with the crown turned outward reveals love is being considered. Worn on the left hand the crown turned outwards shows all, that the wearers heart is truly spoken for.  Fallers circa 1879

アデア村の一部
おとぎ話に出てくるようなかわいらしい村がリムリックの郊外にあると聞いて立ち寄ってみることにしました。アデアの町に入ると左側に趣のある民家や土産店がいくつか並んでいるのです。その前に駐車して、真向かいのインフォメーションに行き、1976年にコンテストで優勝した「かわいい村」はどこにあるのかと聞いたところ、我々が置いた車の前の数件の民家?がそれだと知らされました。
通りすがりに寄ったので文句はありませんが、わざわざ時間と金をかけて来たらがっかりするほどのものでした。中にはくずれて使い物にならないような家もありました。
さあ、それでは気を取り直してディングル半島を目指します。




230kmで一周できる、このディングル半島はアイルランドの楽しさが、いっぱい詰まっているのでした。

インチの砂浜はでっかい
Kathleen's Country Houseからのメールでディングル半島ドライブは右周り(時計回り)でドライブするのが良いと書いてありましたので、そのとおり実行しました。Campの村から南下し、ここまでくれば最初に「ライアンの娘の舞台」Inch Strandへ行かなければならないのです。海は丁度引き潮の最中、見事な砂浜を見ることが出来ました。もう、周辺にいる観光客全員が映画「ライアンの娘」のロージーモードに入りそうな雰囲気です。きれいで大きな砂浜と打ち寄せる波が涼秋を感じさせるのでした。ロバートミッチャムまでもがそこに現われそうな空気が漂っているのです。

こちらも美しいBallyferriterの浜辺



ガララス礼拝堂
石のくみあげが見事な形で残っています。ここも例外なくしっかりと料金を支払う仕組みができています。多少でも料金を取って遺跡をきれいに保てるのならそれはそれで納得のいくものです。

7〜9世紀頃の建築で保存状態が良く、現在の建物のような感じでした。
Bary Head


ンベックの砦 
街道のすぐ下に看板を発見、誰もいないと思ったら、道路の下に小屋があり二人で5EUROの料金を払いました。坂道を下ると石で積み上げられた遺跡が現れます。しかし、この国はなんでも金を取るように出来ています。

Slea Headの先に真っ白なマリア&キリスト像が現われます。
カーブの多い狭い道路ですから写真を撮るのも大変です。反対側は紺碧の海が広がっています。

            

【 Kathleen's Country House 】
Kathleen O'Regan-Sheppard  Tralee Road, Killarney, County Kerry, Ireland
Tel: 064 32810 Fax: 064 32340 
Int'l Tel +353 64 32810 Int'l Fax: +353 64 32340

きれいに整備された庭を抜け駐車場へ、玄関は二重ロックでカギは宿泊者管理です。予想どおりの女将さんが出て来て、矢継ぎ早に館内説明、今晩の食事どころ案内、明日の観光案内と見所・時間を説明、明るくて元気な様子は旅人の疲れを癒します。


説明されたベストワンのレストラン「Gaby's」で食事をしました。
スターター、メーンとおいしく、付け合わせもgood、デザートまでは無理でした
海老のテンプラ 帆立貝のグリル サーモンのグリル モンクフィッシュ
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