癒しのラオスとハロン湾2

空路、ルアンパバンへ
 少し笑顔の出る客室乗務員のフライトです。それでも、飛行中にパイロット室にソフトドリンクをドアーノックもしないで、運び入れるのにはびっくりします。つまり鍵は常に開いているのです。


ルアンパバンWorld heritage city Luangprabang
はユネスコの世界遺産に指定されています。かっての王国ランサン(1353-1975)の主都でした。当初はムアン・スワと呼ばれたいましたが、その後シェントーン と呼ばれるようになりました。メコン川とカーン川の合流地点に位置する緑豊かな町ルアンパバンは、その 美しいラオスらしい町並みと、歴史的、文化的遺跡が多く残されています。

メコン川クルーズ

ローカルな飛行場から小さなバンでホテルへ向かう途中レストランでラオス料理を堪能します。古い木造の店、従業員も笑顔でサービスがうれしくなります。やさしい味付けで、ココナツミルク入りのカレーはいけました。

ラマヤナ・ブディック・ホテル&スパは出来立てのホテル、王宮博物館の裏手にあり、ホテル前でナイトバザールや朝市が開かれ、散策には最適のロケーションでした。まだブローシャもできていないホヤホヤ状態です。豪邸をホテルに改装したもので、シックでエレガントな風格をもっています。部屋もデザイナーホテル的な感じでした

メコン川クルーズ

朝方の4時ごろから、ホテル周辺では朝市の準備が始まり、おしゃべりやバイクの騒音で目が覚めました。覗いてみるとこの有様で、楽しい事この上ありません色々な食料が並びます。見たこともない野菜、パン、魚、動物(ハムスター風)、鳥、蛙、沢蟹等がどんどん売れて行きます。

夜は夜でナイトバザールが賑やかに始まります。衣料品、生地、スカーフ、
民族衣装の山です。多くの観光客が繰り出し、楽しい駆け引きが始まるのです。
朝夕とも、ものすごい規模です。

メコン川クルーズ

ホテルの隣りがワット・マイ・スワナプーマハム寺院なので、朝早くから鐘らしき音が聞こえます。そのため早めに目が覚めました。部屋から隣りのお寺の様子を伺うと、僧侶たちが托鉢の準備を始めたのが見えましたので、パジャマの上にジャンバーを着込み、カメラをもって走りだしました。丁度山門から一列に並んだ僧侶たちの托鉢を見ることができました。尊厳な感じを受けながら、シャッターを押し続けました。
朝食はガーデンでのブッフェ、気持ちのよいメコン川からのそよ風を受けながら、笑顔のラオス人のサービスを受けるのでした。

メコン川クルーズ

メコン川のクルーズ、茶色の穏やかな川を船で走しります。対岸は肥沃な土地で、朝市に運ばれる多くの穀物や野菜はその地で生産されたものです。朝早いので日が差さずに、船内は冷え切っています。このメコン川は中国からのベトナムを経由してここまでくるのです。こんな川で魚が取れるのでしょうか?獲れるのです。さらに船でさかのぼり、岸辺から結構な階段を登り、おおきなバクオウ洞窟(右下写真)の中へ入って行くのです。戦争中は住民の避難場所でもあって、食事の支度も当時はここでしたそうで、天井の一部はこげていました。

メコン川クルーズBan Xang Hai)

ラオス焼酎「ラオ・ラーオ」造りで有名な少数民族の村へ上陸します。酒造りの様子を見学しながら、試飲もできます。思わず数本を手に握ってしまうのでした。また、織物も独特な物があり、MIは何枚かをゲットしました。人々は素朴で笑顔が素敵な村でした。
コットンの織物が多い。色使いは独特なもの・・・。
焼酎を蒸留しているところ。
結構雑そうに見えますが、なかなかのもの。
売店に並んだ独特な酒瓶。
ここで買わないと他では手に入りません。

メコン川クルーズ
レストランは川岸の上のほうにありました。大水が出た時でも対応出来るように、高い柱を組み立てた上に建っています。米どころだけあって、美味しいご飯が頂けます。旅行者向けのラオス料理はほとんどが火の通ったものを出すようになっていましたので、安心して食べられます。

クアンシー・フォール( Kuang Si Falls)

市内より南に29kmに位置する名所滝です。メコン川の支流のひとつで滝壷は深い緑色の 水をたたえています。川沿いをトレッキングします。石灰岩等で出来た滝や川はなかなか美しいものでした。また、タコツボでは泳ぐことも出来るようで、歩道脇に脱衣室までも用意されているのです。一見の価値ありでした。


メコン川クルーズ(Wat Mai Suwannaphumaham)

宿泊したホテルの隣の敷地にあります。1796年に建立された比較的新しい寺院。五層の屋根は標準的なルアンパバン様 式。本道の扉にある釈迦の説話や、ラーマヤーナが描かれた黄金のレリーフが印 象的でした。

 
王宮博物館(Royal Palace Museum)

かつての王宮だった建物を利用して王朝時代の歴史を展示した王宮博物館を見学です。
フランス植民地時代の1904年に当時の王シーサワンウォンとその家族の宮殿として立てられました。メコン川沿いに位置し、メコンを旅してきた公式客を出迎えるための桟橋を備えています。現在は博物館になっており、世界各国からの贈呈品や黄 金仏などが展示されています。右の建物は建築中の美術館。

プーシー(Phu Si)

ルアンパバンの中心近くに位置する100mくらいの丘で、330あまりのキツイ階段を登りきると、頂上には1804年、アヌルット王によって建立されたタートチョムシー と呼ばれる仏塔があります。丘の上からはルアンパバンの箱庭のような町並みが見渡 せ絶景が広がっていました。反対側から階段を下りていくとメコン川の支流カーン川があり、懐かしい農村風景が広がっていました。
   

ワット・シェントーン(Wat Xieng Thong)

ラオスの寺院の中で最高の美しさを誇る『美しい黄金の国土の新しい寺院』という意味を持つこの寺院は、1560年にセティラート王によって王家の菩提寺として建立されました。 屋根が軒に向かって低く流れるように作られている典型的なルアンパバン様式 の建物で、ルアンパバンで一番荘厳な寺院です。内部も落ち着いた空気が流れていて、思わず懺悔をしてしまいます。
本堂裏側のタイルによって描 かれた「生命の樹」のレリーフも素晴らしく、一見の価値があります。

食事を終わって空港へ、ハノイへ戻ります。


再びハノイ

昔の北ベトナムの首都ハノイは南と違い米国の匂いがありません。エネルギーが満ち溢れる活気ある街でした。また、南北統一された後でも、北の人曰く、料理は北が旨いが南のファッションは進んでいる。とか、北の人は色白で美人が多く、南の女性は肌が黒いとか・・・。
ハンガイ通り近辺の市場街、なんでもありでした。香辛料を物色です。
英雄ホーチーミンの廟を見学です。
何の妥協もしなかった闘士、
孤軍奮闘して
今の独立国家を作り上げました。
、一柱寺を見学して、再び旧市街へ、
ホアン・キエム湖畔のテラスで
ベトナムコーヒーを頂くがコンデンス
ミルクの甘さに閉口しました。

そして、食事後夜中の便で帰国です。心癒された旅でした。