IRELAND10

朝一番で、8世紀に書かれたケルト美術の最高峰といわれる福音書の写本「ケルズの書」のあるトリニティ・カレッジのオールド・ライブラリーに行きます。カレッジ後N3から初日パスしてしまったトリムの町へ行きました。

1183年ノルマン人が木製の塔を作ったのが始まりです。1224年ジョン王が完成させた堅牢なノルマン式の城、回りに堀を巡らせ、タウーンゲイトを備えた本丸KEEPは見事なものです。芝生の大きな公園の真ん中に建ち、ボイン川を効果的に防御に使った様子が伺えます。
橋を渡るとイエロー・スティープルと言われている修道院跡の大きな塔が建っています。12世紀にアウグスティヌ派によって建てられたものです。




ダブリンに戻り市内のPAY駐車場へ車を置きに、市内観光の開始です。最初にダブリン城 これがなかなかの物で、イギリスが誇る建物だっただけに、すばらしいできばえでした。荘厳でありあり、アイルランドのかなしい独立の歴史が見えるのです。また、新たに発掘された古い時代の地下に埋没していた堀の見学は圧巻でした。ここだけは抑えた居場所です。右は大広間、大統領就任式で使われたものです。

入り口で日本人かと聞かれてそうですと答えると
日本語の案内書を手渡せられました。それを
たよりに教会内を見学、内容が豊富で一見の価値
有り、特に地下室の大きいこと、幅60mとか、
1172年からの歴史を肌で感じることが出来ます。
ダブリン市内観光。アイルランドの守護聖人、
聖パトリックを祭った聖パトリック大聖堂、
夕刻だったので料金はfree内部では合唱
の練習をしており、すばらしい音響に木霊
していました。ガリバー旅行記を書いたソフ
ィアが寝むる教会。入って左側すごのところ
に有りました。



中央郵便局
ダブリン最後の見学場所は当然中央郵便局です。
1916年のイースター蜂起を思い起こされる場所。映画「マイケルコリンズ」のプロローグに出てくる。戦いの場所です。
このとき、アイルランド義勇軍の総司令部として使われ、イースターマンディの日に臨時大統領のパトリック・ピアースが「共和国宣言」を行ったのでした。すぐさま、英国軍隊はそれを鎮圧し、ピアース以下16人は捕らわれの身となり、処刑されたのでした。
このとき掲げた三色旗(緑はカトリック・オレンジはプロテスタント・白は両者の平和を意味します)は今のアイルランドの国旗となっているのです。このときの生き残りで1922年アイルランド(エール)自由国を誕生させたのがマイケル・コリンズ。そしてもう一人の生き残りデ・ヴァレラは1932年大統領に就任しています。そして1949年イギリス連邦から独立してアイルランド共和国となるのです。

【最終日】

朝食後RENTACARを返しに空港へ。出発口でMIと荷物を降ろして、HARZのreturn専用駐車場へ、そこに係がいて、手持ちのモバイルに返還書類を打ち込んでチェックイン終了。
空港では、飛行機のチェックインは全て機械でするもの、近くにいる係の女性に協力して貰い、無事搭乗券をゲット。セキュリティは厳しく、ベルトも靴も脱いでの検査でした。旅の安全を考えれば当然でしょう。
アイランドで買い物をしたTAX分を返還してもらおうと、返還場所に行くと、EU最終出発地ポーランドでやってほしいとのことでした。ポーランド??それでは無理でしょう・・・。

アムステルダム経由でポーランドのワルシャワへ向かうのです。