オーストラリア
NOV/2009

中南米への旅行を考えていましたが、残念ながら調整がつかず、春先に行く予定であったオーストリアへ変更しました。春先は新型インフルエンザが猛威を振るっているニュースが飛び込み、敬遠していましたが、どうやら大きな影響もなさそうなので、休暇も取ってあるし、行くことにしました。
南米への思いが強くオーストラリアは代案であり、あまり気が入らないので、おまかせツアーで行くことにしました。しかし、行ってみると感動の連続で、楽しい旅をすることができました。
出発日は、おりからの米国オバマ大統領の来日と重なり、羽田空港周辺は厳戒態勢です。そのため、東京湾横断道路を利用して、成田には早めに着きましたが、もうチェックインはすぐに出来る状態でした。
売店でオーストラリアのコンセントO型を一つ購入して搭乗です。ケアンズはすでに30度を越える熱さになっているそうです。
空路は、キャセイパシフィック航空にて香港経由で乗継ぎ、ここ香港空港でアルコールを買えるはでずが、買えませんでした。しかたなく、水を買いましたが、再度の荷物検査で没収されて入る人もいました。その辺がどうも統一されていなそうなのでやりにくいです。機中は相変わらず寒くって震え上がっていました。白人はノスリーブ&短パンでも平気な人もいて驚きです。体質が違うようです。

日本国内は初冬、飛行機内は真冬、ケアンズは真夏の熱さであり、着る物に苦労するところです。

Cairns

ケアンズはやっぱり暑いです。市中は35度程ありました。空港からバスでスカイレール駅へ行き、キュランダ村を目指します。

キュランダ

スカイレールのカラヴォニカ駅員Mr.RECと
熱帯雨林の真上を通りながらキュランダ村へ。このゴンドラは全長7.5km世界で2番目に長いものです。一番長いのは日本の苗場スキー場に有ります。1年かけて製作1995完成だそうです。これが思いの外すばらしく、自然がいっぱいで今にも恐竜が出て来そうな雰囲気が有ります。箱は114台ありますが、ガイド曰く「23号」は先般英国エリザベス女王が乗ったそうで、もっとも揺れの少ない箱だそうですが、それには誰も乗れないようになっていました。
途中2つの駅を通り過ぎキュランダ駅へ。ブルーの蝶「ユリシーズ」らしきものをみましたが・・・。見れると幸せになれるとか・・・。真っ白のオウムには会うことが出来ました。

世界最古の森バロンゴージ国立公園
1億2000年前恐竜が住んでいました。
自然を守るため、支柱はヘリで運びました。
高ささ40m余り、標高はレッドピーク駅545m

終着駅から世界遺産クイーンズランド湿潤熱帯地域内キュランダ村観光へ。
全くの観光村で、お土産屋がずらりと並んでいて、旅行者はみんな観光客になりきります。

定番のコアラを抱っこしてのお写真を撮り売店めぐりです。

コアラ村入り口 定番のコアラを抱っこ重い ワラビーと入館証スタンプ
村の並木 園内売店 村の売店
ランチのオージービーフ ランチの魚(名は不明) レストランも暑い



昼食は屋外レストランでいただきます。悪評?のOGビーフは多少歯ごたえはありますが、悪くありません。テーブルにはお醤油もあり、魚の料理ともどもおいしくいただきました。

高原鉄道

キュランダ村からは100年以上の歴史を持つキュランダ高原鉄道に乗ります。

テレビ「世界の車窓から」のオープニング画面に登場する列車で、
これもまた楽しいもので、テレビでおなじみの景観が続きます。
滝壺に飛び
込む人
どこにもいます
バロン滝駅で停車して展望台へ
高さ265mバロン滝や渓谷が一望
ストーニークリーク橋を渡る際
右上に滝が見えます。
エリザベス女王はここでランチでした。

終点にバスが待っており、客がまばらな免税店をスルーして一路ケアンズのホテルへ。

早めのホテル到着で、シャワーを浴びてから、コンビニへ買い物、ミネラル水を買っておきます。
夕食は「ホテル・ホリディイン」でシーフードグリルでしたが同じ出し物でした。
スープはカボチャ、デザートはフルーツとアイスクリーム。っていうところです。



グレートバリアリーフ



翌朝食はホテルでブッフェ、昆載でホテル出発します。
ケアンズ港でビーチサンダルを買い(ウー高い)、高速フェリー「ビックキャッツ」に乗り、世界遺産グレートバリアリーフ内のグリーン島へ、1時間10分の船旅です。
もう世界から集まった乗客はリゾート客に大変身です。船内では海で遊ぶ道具をレンタルします。我々はシュノーケリングの用具を一式借り上げ、船は青く静かな波の中を快適に進みます。




グリーン島に到着、貸しロッカーに用具を入れ、ご真っ白な浜辺の中を散策します。しばらくして「フェリー」へ戻りブッフェランチです。メーンはカレーでオージービーフやサラダがあります。


デッキはリゾートモードいっぱい こんな感じでシュノーケリング





食後、桟橋から再度グリーン島へ行き、ロッカーで着替えてシュノーケリングです。
ビーチパラソル・ペアーチェアーは30$、ロッカーは6$、ビーチサンダルは39$でした。アイスクリームはダブル5.5$。
さんご礁の透き通った海には多くの魚が当然ながら泳いでいます。名前は知らないけれど、不謹慎ながら、なかなか美味しいそうです。

ガラス底ボートツアーにも参加してみました。ばかにしていたけれど結構楽しめるひと時です。海中にこんなにサンゴ礁があるとは思いませんでした。魚も餌付けをして入るので大勢やって来てにぎやかです。楽しくのんびりとした時が流れていきます。

夕食は再度出掛けてディナーです。海岸沿いのレストラン「ダンディー」で
シーフード料理です。ロブスター、ザリガニ、車えびのコンビに生カキ、ムール貝、
イカリングフライにサラダと久々に満足のいく食事です。でも冷凍物かな・・・・。
   

早朝 空路、エアーズロックへ。
Uluru

展望台??
ホテル・ロッジ前で気温は43度あります。チェックインまで時間があるのでスーパーへ買い物です。大量の水とクッキーを買っておきます。ホテルに帰る前に近くに「展望台」があるので少しより道をしました。これが猛烈に暑い・・・。でも景色は良く、オルガもウルルも良く見えます。

顔に被っているのは、ハエ除けのネットです。


ホテルで昼食はチキンの胸肉のグリル。
さて待望のウルル登山です。OPENかどうか不安のままゲートに行きますと、雨が予想されクローズでした。残念!!
女性と男性ウルルの聖地を見学します。30分後再度ゲートに戻りましたが、やっぱりクローズです。

その後、マギーの泉を見学します。ウルルに降った雨のほとんどが集まる泉ですが、ウルルに人が登るようになった時から濁り始めたそうです。今議会では登山中止を真剣に討議しているそうで、12月には結論がでるそうです。
その後、アボリジニカルチャーセンターに立ち寄り、ホテルへ戻り自由行動です。
ホテルに着いてみると、靴の底が剥がれているではありませんか、イランでのMIの靴底剥がれの二の舞です。いそいでスーパーに接着剤を買いに行きます。リゾートエリアなので靴なんかどこにも売っていません。靴底を剥がして、多めに接着剤を流し込みます。日本製ですから大丈夫でしょう・・・。


マウントオルガ

世界遺産カタジュタ(マウントオルガ・オルガ岩群)観光へ行きます。奇岩群観光の名所オルガ渓谷を散策します。
水1L(500cc×2本)は必ず持参するように、再三ガイドから注意を受けます。
10分間で一口飲む感じ、さっそく蝿が集まって来ます。ケアンズの蟻・ウルルの蝿は定番のようです。
日本から持ち込んだ虫除け顔面ネットが役に立ちます。現地では8ドルで売っていました。これは効果があります。蝿は水分が欲しい為に、目許や唇にたかってきます。

「風の谷のナウシカ」のヒントになったの
ではと言われている渓谷です。
地面から照り返しの熱い中、
オルガの中を、風の谷へ入って行きます
谷は涼しい
風が吹き抜
けていました。

一時間ほどの探索ですが、暑く乾燥していますので、確かに500ccボトルを2本空にしました。
バスまで戻りますと、そこには女性ドライバーが「冷たいおしぼりと麦茶」を用意してくれています。
なんと美味しいこと!!。


夕食は屋外で星空を眺めながらのセルフバーベキュー。
自分で肉類を選択します。ハンバーガー・OGビーフ・カンガルーのソーセージを注文
して後はガスコンロを利用して自分で焼きます。サラダ類はブッフェになっていて自分で
取り放題、青野菜・ジャガイモ等がどっさりあります。またコーンもそこそこでした。
バーベキューに慣れている外国人男性は上手に焼き上げます。感心するところです。
BGMはオールドスタイルのギタリストが80年代のロック曲をがなりたてます。誰も聞いてない。
夕食後のスタートーク(星空観測)で天体望遠鏡を使って自然のプラタニウムはパス、
明日は早いのですぐ寝ます

       
 選択注文 野菜ブッフェ  ガスレンジ確保  皆焼いている

エアーズロック(正式名はウルル)




早朝フロントで朝食バスケットをもらいサンライズ観賞
の丘を目指します。すでに会場には多くの旅行者が
待機しています。バス内から簡易椅子を借りて
ウルルを見ながらブレックファーストも良いものです。
マーフィン・パン・リンゴ・ヌガー・ジャム・ジュースと
水ボトル600ccが入っています。
朝食をいただき、ゆっくりとサンライズを楽しみ、
バスに戻ると、今度はおしぼりと
熱いココアが待っています。
夕刻にウルル(エアーズロック)の
サンセット観賞へ行きました。
テーブルにシャンペンとおつまみを
用意して、多くの旅行者が
サンセットを待ちましたが、
雲が多くてただ暗くなるばかりです。
サンセットを待ちます。
夕焼けはありませんでした。


ロック登頂

早朝に再度ウルル登頂のチャンスがきました。ガイドから一人1リットルの水持参をチェックされ、混載バスで行くことになりまた。雲行きはそれほど良さそうでは有りません。36度以上、強風、雨のいずれかがあればゲートは閉じられます。ウルル近くに来ると、バスの車窓から鎖場に人影が蟻のようにみえます。ゲートが開いたのです。15分ごとにゲートはチェックされ開閉しますので、バス停車と同時に急ぎ足でゲートに滑り込み登山開始です。

登頂いきなりの急勾配につづき、難所の鎖場となります。最高45度の傾斜はかなりきついものがありますが足場はしっかりしていますので安心です。この時点で登頂断念する人も多くいます。
鎖場を過ぎると馬の背状態のアップダウンがつづき、強風が吹き荒れています。天気予報によると今日昼過ぎからストームがくると予想されていますので急ぎます。馬の背は細く、谷底が良く見えるので緊張します。帽子が飛んでも、カメラが落ちても追いかけてはいけないと注意書きにあります。それでもカメラケースを風で飛ばされている人がいました。
登り口(ゲートが閉まっている状態) 45度の鎖場を登り始めます。
もうギブアップ者がいます。ここで半数が・・。
 鎖がまもなく終わります。雲が出てきました。  アップダウンはこんな感じで、風が強い
 何度か水分を補給しながらついに山頂に到達します。
登り始めは結構な人数でしたが頂上に着いてみると、
ほんの一握りの人達が到達したようでした。
頂上からは360度のパノラマが望めます。
昨日行ったオルガも見ることができました。
日本の山では味わえないほどの達成感に感激しました。
3日間の内15分だけゲートが開放されたのですからラッキーと言えるでしょう。
 山頂が見えてきました。元気がでます。 ヤッター、頂上のモニュメントです。

さあ、下りは一気に降りましょう。ゲートに着いてみると、ゲートは気温高でやっぱりクローズ、我々が最後に入れたようでした。
5分の差でセーフでした。感激を胸いっぱいに一度ホテルに戻って飛行場へいきます。
山頂からの眺め、「カタジュタ」が遠くに・・。
ウルルと地下でつながっているとか??
下りの鎖場はこんな感じですが、
過去人30人以上犠牲者が・・。
 
「マギーの泉」ウルルの殆どのゴミがここに
集まってしまいます。登山禁止はそれが
理由とか・・・。
下りは余裕  下山してみると
高温(36℃以上)でゲート閉鎖

空路Syidney

ブルーマンテンズ

世界遺産ブルーマウンテンズ国立公園へ。
ブルーマウンテンズ観光の中心地シーニックワールドへ。

世界一急傾斜52度のトロッコ列車
シーニックレールウェイ、で
谷へ降りて行きます。
下からシーニックケーブルウェイ
に乗り元に戻ります。
ジャミソン渓谷の谷底では
軽い散策、もとは炭鉱で,
露天掘り後が残っています。
エコーポイントへ、伝説の岩、
スリーシスターズを目前に見られます。
ここでユーカリオイルをゲットします。


シドニー市内

オペラハウス(世界文化遺産)
着工から14年後1973年に完成
デザインはデンマークのウッツォン
シドニィー・ハーバーブリッジ
着工から9年後1932年に完成
デザインはザンビアとジンバブエ
にまたがるビクトリアフォールズ橋を
設計したラルフ・フリーマン(英国人)
Mrs.Macquaries Chair
当時の総督夫人お気に入りの場所
Royal Botanic Ggardens端
からの市内摩天楼


最終日は豪華にシドニー湾ディナークルーズへ
豪華な「キャプテンクック号」
バチカンのパウロ一世も乗ったそうで、
400人乗りのクルーザーです。
夜景をみながら舌鼓です。

デッキに出ますと、そこは別世界
シドニーの摩天楼とブリッジ、
オペラハウスが光に中に浮かび上がり、
空には美しく星が流れているのです。

波は穏やかで今度の旅行を締めくくるのに最高の舞台装置がそろいました。
 


船内でおいしいコース料理を食べます。前菜、メーン、デザートとチョイスをしていきます。BGMには歌手がライトな曲を歌います。
オージービーフ・ステーキ サーモンのグリル
ペンネ&サラダ デザート色々

 空路、キャセイパシフィック航空にて香港へ。乗り継ぎ帰国

今回のお土産

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